理解不能な宇宙人(その3)
今年ももう3月。相変わらずふらふらしてるソイラテです。今年二か月で達成したことは体重が2キロ増えたことくらいでしょうか。
さて、意味もなく渋谷を歩いたあの夜から3週間ほど経った去年10月初旬、金曜日の夜。
次の日に宇宙人Kさんと会う約束をしていた私は、中々進展しないこの関係にモヤモヤしていたため恋愛相談に乗ってもらおうと、友達と飲む約束をしていました。
待ち合わせの赤坂をぶらぶらし、携帯電話で時間を確認しようとしたところ、宇宙人さんからライン電話の不在着信が入ったことに気づきました。
続けてラインメッセージが。わくわく。
K: 「なんか今日早く終わって時間できたから、今日でもいいよー」と。
(´⊙ω⊙`)な、なんとまぁ、マイペースだなぁ。自分勝手だなぁ。でもでも、、嬉しいからゆるーす!!
テンションMAXの私はすぐに電話を折り返しました。が、相手が電車に乗っていてでれず。もう彼はすでに自宅へ向かっているようでした。
友達との約束を捨てて、すぐに会いにいくことはいけないと思い、とりあえず2時間後に某山手線上の駅で待ち合わせすることにしました。
友達に事情を話すと、応援してくれて、アドバイスも沢山くれました。
ただ、折角美味しい和牛も緊張で味がせず、
お酒を飲んでも酔えず…勿体無かったなぁ。
この日は金曜日だったのですが、前回の めそめそ代々木くんコースになることだけは勘弁だったので、私はそれなりに覚悟をして行きました。
今夜…ちゃんと話さなきゃだ!!と。
ラッキーなことに、その日の私の服装は白のニットに薄紫のレーススカート。デートできるカッコだったのです。
この日の朝の自分、ばんざい!!!(´;Д;`)
…Kさんとは五反◯駅で待ち合わせて、居酒屋でだべり、2時間後にはカラオケへと向かいました。夜通し歌い続け、知らない間に夜はふけ、深夜3時半。
私は結構酔っ払っていました。酔っ払うと眠くなる体質なんで、最後の方はカラオケのソファーに寝そべっていたと思います。
寝ていると頭をポンポンされたり、手を握られたり…決してだーっっと、手を出す人ではいので、ほんとにソフトタッチにジェントルに触ってくれました。この時点ほ私は、もうほんとにやめてー!って内心ドキドキしてました。
いい雰囲気になり、私は幸せを噛み締めていました。このまま一緒にいたいなーとか、2人きりになりたいなーとか。いつもは見せない自分の欲求に正直になりたいと思いました。
私がなかなか帰らないので、Kさんもきっと私の帰りたくない気持ちを察し始めたのだと思います。カラオケではなく、どこか寝れるところに行こうと言ってくれたのです。
その4に続く!
理解不能な宇宙人(その2)
もうお分りかと思いますが、彼の名をKと設定したのは、友人が彼をケイオースと名付けたからです。(前回ブログ参照)
Kさんと3回目に会ってドライブに行ったのは、初対面から3週間後位経った頃でした。ドライブの後も毎日ちょくちょくラインをしていたものの、私が忙しく海外旅行に行く予定があったので、その前に新宿で飲むことになりました。
4回目のデートー このデートについては、初めて自分から会うことを提案しました。自分から誘うことをほとんどしない私には、とても勇気のいることでした。
少しオシャレして、緊張をほぐすためにモスコミュールを1杯のんでから、会いに行きました。もうこの日は本当に楽しくて、楽しくて。今でも沢山笑った思い出が蘇る。なんだか夜の楽しみを2人で分け合ってるみたいだった。
それまでは、お互いシャイであんまり打ち解けてない感じがしていたのですが、その日はお酒もすすみ、ジョークを言い合ったり、面白い話をしたり、真面目な話をしたり…Kさんもちょっとずつ自分のことを話してくれたり、今まで見たことのなかった優しい笑顔を見せてくれるようになりました。そんな小さなことが嬉しくて、私はどんどん彼に惹かれていきました。
こういう人はズルいなって思う。
大したことしてくれたわけじゃないのに、元々あんまり自分のこと話さないようにしてるし、笑顔もくれないから、余計に響くというか。まだKさんの中で私の存在は大きくないのは知っていたけど、自分の事をあまり他人に話す事を好まない彼が、少しずつ心を開いてくれてると思うと、それだけで心が満たされた感じがしたのです。(ああ、この日のことは思い出すとちょっと心が痛むな…)
新宿の居酒屋さんでいい感じに酔えたので、今度は外で飲もう!ということになり、新宿からタクシーに乗って、代々木公園に行きました。確か9月くらいだったので、夜中も暑かったかなー(´ω`)
コンビニでチューハイとビールを買って、夜11時の代々木公園を2人で飲みながら歩きました。歌を歌ったり、けなしあったり、笑ったり。代々木公園でいま一番幸せなのは自分かもしれないなぁと浸りながら、歩きました。
終電を逃した私達は、渋谷で飲み直すことにしました。ここから先、代々木公園から渋谷まで歩きーの、渋谷で飲む場所さがしーの、、で多分1時間くらい歩きました。 そのうちKさんが眠たい…と言い出し、何処でもいいからとりあえず寝たいからどうしようか、、となりました。
※これ今だからいえるけど、眠いとか男が言い出してもお家に帰らない場合は十中八九、暗に「ホテル行こうよ?」と誘ってるぱたーんな。
うおおおお(´⊙ω⊙`)
これはもしや、誘われているのか…?!?
恋愛偏差値30の私には、新し過ぎて理解ができませんでした。これは、もしや…?いやそんなはず…などと考えることFOREVER.
渋谷をぐるぐる歩き、さらに30分程経った頃、私達は知らぬ間にラブホ街におりました。というか、彼に導かれた。
Kさん、ラブホ街きたことあるのね(´ω`)
これは、、もう絶対的に誘われている…?!
無言で歩き続ける彼。私は気を利かせて(?)聞きました。
S「どうしたい?眠いなら一緒の部屋になっちゃうけど、入って始発まで寝る?」
この時の私の心臓はおそらく脈拍1500くらいあったのではないかと思う。よく噛まずにいったね自分!😭と褒めてあげたかった。
K「うーん、どっちでも俺にとっては変わらないしな。家で寝てもここに泊まっても。タクシー代とホテル代もそんな変わんないしなぁ」
どこで寝ても一緒とか失礼極まりない!!
私、いてもいなくても同じなんですか?!女として見られてないってことなんですか?
てか、うじうじして決められないのどうにかしようよ、まず。もう3時間くらい歩いたんですけど。高尾山なら頂上いって地上まで往復して戻れたんじゃないんすかね。
この時の私は「うっぜー!!!
どうしたいの?男ならはっきりしろYa!!」と心の底から叫びたかったのですが、そこは女29歳。こらえてモグラのごとく気持ちを地中へ隠しました。
今思えば、Kさんは照れていただけで本当は一緒に泊まりたかったのかもしれないです。私が察してあげられなかっただけで。結局渋谷をぐるぐる歩いたのに、タクシーで帰るという深夜3時過ぎ。今時高校生でもこんなことしないだろう。アホすぎる。
恋愛偏差値低過ぎたのか、ただのアホなのか、Kさんの気持ちに気づかなかった私は心のなかで、
あの人何がしたかったのだろうなぁ…
なぜうちはら深夜にドゥーク更家並みに歩いたんだろうなぁ…と思いながらタクシーで帰りました。
翌週、会社の外国籍の上司にこの話をしたら、Kさんにあだ名をつけてくれました。
「めそめそ代々木くん」だそうです。
かなり肉食系で、若い頃遊んでいたこの上司からしたら、めそめそ代々木くんのこの夜の行動は男としてアリエナイ!の一言に尽きるそうです。
万歩計でもつけて歩いてた方がまだ達成感あったかもしれません。。
理解不能な宇宙人(その1)
今回登場するのは、某アプリで知り合ったKさん(26歳/職業SE)です。
身長174cm、細身で、まぎれもなく、どう考えても、誰が見ても、ちょー草食系男子。何をするにも結構受け身で、私にとって、最初は物足りなさを感じるタイプでした。
このKさんですが、今まで出会った人々の中でも相当レベルの高い謎キャラのカテゴリーに属する、通称(私と友人の間だけw)「宇宙人」です。
出身が田舎なので、見た目イモい感じはあるものの、ぱっとみは爽やかそうな笑顔が可愛い系の男性でした。
この人とは半年近くお会いしてないのですが、未だに友人と話す時の笑いのネタとしてよく登場し楽しませてくれるので、とてもコスパの良い(笑)恋愛でした。
アプリを通して話がまーまー盛り上がり、トントン拍子で会うことになりました。ちなみにこの時点では、別にそんなに気持ちは盛り上がってなくて、まぁ遊んでみるか〜という感じ。
1回目は、私が好きな鎌倉に行ってサイクリングをすることに。今思えば、何故初対面なのに遠出して鎌倉?!という感じですが、割りかしこのデートは楽しかったです。(ちなみに、サイクリングはあまり話さなくてもお互い楽しいので、初対面で緊張しがちな人にはオススメです。)
この人の第一印象は、「なんか身体うっすいな…折れそう…てか弱そう…」でした(言いたい放題ですね、すみません)
私が最初にこの人をいいなと思った瞬間は、ほんとにくだらないことでした。女ってたまに変なところで恋に落ちるんですね。
禁止行為とは分かっていたのですが、バレないだろうとコンビニでビールを買い、由比ヶ浜で缶ビールを飲んでたんです。小さく乾杯をして、自己紹介がてらお互いのことを話しながらぐびぐびやっていたわけです。
そしたら運悪く、体格の良いガーディアンさん(監視員)が3人も後ろを通りすぎようとしました。
ヤバい、由比ヶ浜から追放させられる…
と、私はかなり焦って、あたふたしていました。バレないようにすればするほど、謎行動をする私。荷物の陰に缶ビールを隠そうとしますが、監視員さんにはバレバレ。ニヤニヤする私。
「すいませーん、分かってますよねー?次からはお酒は控えてくださーい」
優しい監視員さんに注意され、ほっとする私。この一部始終、ぴくりともせず、冷静に過ごす彼に、私はなぜかドキドキしたのでした。
なにこの人、私より若いのにやけに落ち着いてるなぁ…
横顔を眺めながら、その人がとても頼れる人に見えてしまったんだと思います。イミフですよね、はい。そんなことかよ!っていう。すみません。
次にドキドキしたのは、3回目。なんとさらに遠出して片道3-4時間もする、とあるビーチに2人でドライブした時のことです。3回目のデートでドライブ、且つ旅行並みの遠出ってハードル高くない?と思いつつも、思い切って冒険したわけです。いやー、緊張してドキドキしましたわ。
なのに…なのにですよ!
行きのドライブでのこの会話ですよ。
S:「ねー、そろそろ本名教えてくれない?」
K: 「えー…あんまり他人に本名教えてないんだよね」
S: (はい⁈あんた、ドライブ誘っておいてそれはおかしいやろ。てか他人とか言うなや)
「そ、そうなんだ〜…じゃなんて呼べばいいの?」
K: 「アプリで使ってた偽名のナオでいいよ。他の人にもそう呼ばれてるし。」
S: 「他の人?」
K: 「いや、本屋で店員と間違われて声かけられた人で、ただラーメンを食べに行くだけの仲なんだけど。その人になぜかナオって呼ばれてるから、それで。ちなみに本名は全然違うけど。」
はぁぁい⁈ ( ̄∇ ̄) 何それー⁈
そしてそのラーメンたべるだけの人の存在なに?笑
ここで私はこの謎な発言に怖気づき、半分ふてくされた形で本名を詮索するのを諦めました。このKさんがおかしいのは、本名教えないくせに、ビーチで水着を着ない私にひどくガッカリしていた点。あほか。
本名知らない人の前で水着なんて着ませんから!と彼に言うと、ニヤニヤしながら「確かに!」と苦笑。ぷざけんにゃー(ᵔᴥᵔ)
まぁ、本名知らないのにドライブなんてあぶないやろ〜!と言われたら私も立場ないっすけど…笑笑
ビーチではただ海を眺めながら、海でプカプカ浮いてる彼(ちゃっかり自分は水着持ってきていた)を数時間待つという、なんとも充実感に溢れた時間を過ごしました…。いや、普通に暑くてめちゃ焼けたけど。今思い出しても、私何しに行ったのかよくわかりません。あの日のあの時間については瞑想してたことにしています笑
いや、あの時の私は海を眺めながら、
この人ただ単に海に来たかっただけ…やん。
私居なくても良かったんじゃ…⁇ と悶々としていたのは事実です。
結局、帰り道に寄ったディナーのお店でやっと運転免許証を見せてもらいました。何故か向こうから はい、って見せてくれたので、私も保険証を見せてあげました。
ほうほう。こんな名前なのね。へー…
本名を知っても、なんだか掴めない人だったので、全然距離が縮まった感はなく、、でもあまり自分のことを明かさないタイプの人だったので、本名を教えてくれたことは大きな一歩だったと思います。ただ、この日は普通に家の近くまで送ってもらってばいばいしたので、あんまりテンションはあがらず…予定では3回目のデートだし、キスくらいしてたはずなのにな…と思いながらトボトボお家に帰りました。
この日の夜、恋愛報告をしている友人の1人に、全てラインでどうだったかを共有したのですが、彼女はすでにこの時点で 、彼の謎行動のウラ側を「過去恋愛で色々あったんじゃない?だから人との距離を置きたがるんじゃないかな?」と分析し、まぁこれが後々見事にあたるわけですが、それは次回に持ち越します!
でもそんな会話のあとで、、
笑 ネーミングセンス良すぎ。
次回はもっと謎行動を紹介しまーす!
反省①
この1年で学んだこと、2度と繰り返してはいけないと思ったことは幾つかありますが、これだけは次からやめようと強く心に誓ったことが2つあります。
それは
①結論を急ぎすぎること
②オープンすぎること
です。 追って色々語れればいいなと思っていますが、2016年の私はこれが本当にひどかった…
もしこの2つを気をつけて男性と接していたなら、今頃彼氏がいたかも?しれませんし、ライン上で疎遠な男性リストがこんなに沢山増えることもなかったかもしれません笑
今日は①についてのお話です。
今まで私は、仕事でも、物事を決めるときにも、スピード感を大事にしてきました。白黒つけるのに、もたもたするのも、あまり好きではないタイプです。
例えば普段誰かと話していて、YESかNOかを聞いてるだけなのに、だらだら結論に至るまでの過程を話されることってあるじゃないですか。 「〜〜で〜〜だったから、〜〜と思ってて、それで〜〜するには〜〜なんです。だから、YESだと思います。」みたく。
こんなとき私は、「うん、うん、わかるよ。けどね、私が聞きたいのはYES かNOかだけなのよ…」と心の中で思うことがよくあります。
冷たいですね、ほんと。
いい意味では効率とか要領よく動こうとするタイプと言えるのかもしれないのですが、多分相手を理解しよう、考えてることを察してあげようという思いやりに欠けた人間なのかもしれません。
去年の恋活で失敗したのは、この性格がそのまま恋愛のアクションにも表れてしまったことでした。
知り合ってまもない早い段階で、いいなと思った男性に対して、
「で?私のことどう思ってんの?
私とどうなりたいの? 付き合いたいの?
そろそろ本心話してよ、ジョークはいいから。」と結論を迫り、、
(男性)
「うーん、まだちょっと、、」
「ちょっと心の準備が、、」
「好きなんだけど、、ね」
内心(Sの予想): なんかこの女面倒そう…
-------->最終地点:
私: もう!拉致があかないなぁ、もういいや!
(終了)
まぁ、こんな偉そうには聞いてはなかったと思いますが笑、本質的にはこんなことを聞いてたと思います。そして、私が進めようとするタイミングについてこられず、私もイライラして終わる、というパターン。でも、男って勝手だから煮詰らなくても身体の関係は持とうとするのです(¬_¬) ま、これについてもおいおい話します。
鉄は熱いうちに打てと、よく仕事(特に営業は)で言われますが、恋愛はそうとは限らないことがよく分かりました。
人にはそれぞれ恋愛関係に踏み込めるタイミングがあること、私のようなあっぱらぱーみたく、とりあえず付き合ってみよー!と言える男性は少数であるということを実感したのでした。ま、簡単に手に入ったものほど、長続きしない気もするので、私のようなあっぱらぱーには、いい薬になりましたが笑
次回はこの話を基に、リアルにあったストーリーを紹介します。
恋愛で傷ついても、ネタにして笑いとばせばいいよ
はじめまして、タリーズのソイ抹茶ラテが好きなソイラテと申します。30歳女性です。
ソイラテといちいち打つのが面倒なので、これから自分のことはSと呼ばせてください笑
このように、とても面倒くさがりやですが、ブログを始めることにしました。
去年は20代最後の年として、恋活に励み、アプリ経由(ペアーズやらなんやら)で、恐らく10名近くの男性にお会いしました。お会いする中で、沢山のことを学び、そして沢山の笑いネタを収穫することができました(相手に失礼w)
私には、常に恋愛状況をアップデートしている2人の友人がいるのですが、毎度私の話を聞くたびに、2人は常にお腹を抱えて爆笑し、またうち1人は小説化すべきだというので、手軽なブログを始めることにしました。
去年お会いした方々のうち、特に印象に残っている3名について、これから書いていこうと思います。恋愛偏差値30の私が、いかにして恋活に励んだのか、乞うご期待ください。